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【名場面】福島正則、島津義弘の突撃に後ろを見せず(1600年)

関ヶ原の戦いの決戦は石田三成方の率いる西軍があっさりと敗れてしまった。西軍がみな退却していく中、退路を断たれて孤立していた島津義弘ただ一人だけが引き返して徳川方の大軍を前にして敵中突破をはかろうと前進してきた。これはその場にいた徳川方に属する福島正則の話である。
※『名将言行録』より

▼主な登場人物

  • 福島正則アイコン

    福島正則

  • 島津義弘アイコン

    島津義弘


-- 慶長5年(1600年) --

義弘

もはやこれまでか。最期に残された道は敵中突破しかない。
皆の衆!わしに命を預けてくれぬか。

島津義弘アイコン

島津軍の家臣

我ら死んでも殿をお守りいたしまするぞ!
行くぞおーーーーーーーーーーーーーーー!!

家臣アイコン

こうしてわずか数百ほどの島津義弘隊が決死の覚悟で徳川の大軍めがけて駆けてきた。しかし、これを迎え討っていた東軍の先手は、鬼島津の猛攻に徐々に浮足立ちはじめた。

福島正則アイコン

福島正則

・・・・(このわしが討ち取ってくれるわ)

この様子に正則はただ一騎で島津勢に打ちかかろうとするが・・・

家臣アイコン

正則隊の諸将

なんて無茶なことを?止めろ止めろーーーーーー!!!

正則の無謀な行為に周囲の者が引きとめにかかった。しかし、正則は引こうとしない。

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福島正則

!?
お主たちは知らぬのか! 武士たる者の死に場所は戦場なのだぞ!

家臣アイコン

正則隊の諸将

われわれがどうして臆するでしょうか!
臨機応変に戦うべきときに戦い、引くときは引くことこそが良将であると聞いております。すでに大勝したこの戦で、死にぞこないの島津を相手に命を放り投げて何の益があるのでございますか?

そうして周囲の諸将らは大勢で正則の馬にしがみつき、強引に後ろに引き戻した。

福島正則アイコン

福島正則

これでは仕方がないわ!・・・じゃがしかし、敵を前にして後ろ姿をみせとうないわ!!

そう言って悔しさをあらわにした正則は、なんと馬上で身体を大きくねじり、後ろ向きに引き返していったのであった。


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