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昔の平均寿命は何歳だった?各時代の平均寿命を紹介!

はじめに

皆さんは昔の日本人がどれくらいまで生きていられたのか気になったことはありませんか。

「人生100年時代」に向かっていると言われる現代ですが、縄文時代から令和時代まで平均寿命はどれほど変化したのでしょうか。

今回は、各時代の平均寿命について見ていきます。


現在の平均寿命は?

厚生労働省が公示した「簡易生命表(令和2年)」によると、2020年の日本人の平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳だったといいます。

2019年の数値と比較すると、男性は0.23年、女性は0.29年上回りました。

では、昔の平均寿命はどのくらいだったのでしょうか。


各時代の平均寿命は?

各時代の平均寿命について以下にまとめます。

・旧石器時代・縄文:15歳 前後
・弥生・古墳時代:10~20 代
・飛鳥・奈良時代:28~33 歳
・平安時代:30 歳
・鎌倉時代:24 歳
・室町時代:15歳前後
・安土桃山時代:30 代
・江戸時代:32~44 歳
・明治時代 :44 歳
・大正時代 :43 歳
・昭和時代 :31 歳
・平成時代:83 歳

この数値はそれぞれの時代でかなり調査方法が異なるため正確だとは言えません。

例えば、縄文時代や室町時代は化石人骨の推定死亡年齢から平均寿命を計算しています。平安時代については貴族のみの平均なので一般庶民を含めるとさらに平均寿命が下がる可能性があります。

昭和時代に平均寿命が下がったのは戦争があったためです。同様に室町時代も戦乱の世であったことが平均寿命の低さに繋がっているのではないでしょうか。


長寿の祝いはいつ生まれた?

40歳(四十賀)、50歳(五十賀)、60歳(六十賀)を祝う風習は、奈良時代から平安時代にかけて生まれました。

当時の平均寿命は30代ですので、40歳から長寿とされていたと考えられます。一方で、平安時代には100歳を超えて長生きした人もいたたため、古希・喜寿・米寿・白寿など70歳以上の長寿を祝う風習も生まれました。

おわりに

いかがだったでしょうか。

平均寿命は平成時代に入ってから急激に上がったということが分かります。また、戦争があった時代には平均寿命がかなり下がることも分かりました。

一方で、平和な時代だとされる縄文時代でも平均寿命が圧倒的に低いのは、やはり食糧の不十分さや食生活なども影響しているのではないでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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  この記事を書いた人
一茶 さん

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