戦国時代、現在の群馬県である上野国(こうずけのくに)では、各地の有力な勢力が覇権を争い、要所には城が築かれました。現在にも残る群馬県内の城跡の特徴について、発掘調査によって得られた成果を踏まえながら元・群馬県職員でもある専門家が解説します。
内容
はじめに 00:00
第1章 国・県指定の城の全体像 02:24
国指定史跡
金山城跡(太田市) 04:23
箕輪城跡(高崎市) 05:12
岩櫃城跡(東吾妻町) 06:10
県指定史跡
平井城・金山城跡(藤岡市) 07:07
長井坂城跡(渋川市・昭和村) 07:55
名胡桃城跡(みなかみ町) 08:27
山上城跡(桐生市) 09:06
膳城跡(前橋市) 09:47
大胡城跡(前橋市) 10:11
北荒波砦(高崎市) 10:53
第2章 戦国大名の勢力地図 11:17
第3章 発掘調査された城の特徴 16:28
特徴その1 丸馬出 16:46
①山上城(桐生市) 18:48
②膳城(前橋市) 23:48
③中世総社城(前橋市) 25:56
④名胡桃城(みなかみ町) 27:25
丸馬出のまとめ 28:43
特徴その2 石垣 29:34
①太田金山城(太田市) 29:40
②名胡桃城(みなかみ町) 32:30
③平井城(藤岡市) 35:31
④平井金山城(藤岡市) 39:06
⑤箕輪城(高崎市) 42:03
⑥大胡城(前橋市) 48:33
⑦前橋城(前橋市) 49:21
石垣のまとめ 49:54
まとめ 51:50
講師紹介
飯森 康広(いいもり やすひろ)
群馬県高崎市生まれ。
國學院大學史学科卒、群馬県庁入庁後、(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団や地域創生部文化財保護課に勤務、八ッ場ダム建設関連の発掘調査などに携わる。
現在は(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業で専門調査役として勤める。
主な著作
『ぐんまの城 三〇選』(上毛新聞社 2016年 編著)
『関東の名城を歩く 北関東編』(吉川弘文館 2011年 分担執筆)