「池田屋事件(1864年)」新選組が志士たちの京都大火計画を阻止!?事件での死者たちとその真相


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ゆさのぶ
京都大火計画があったとして、討幕側が記録に残すとは考えられにくいのは
私も思います。そのような重要な計画を記録に残して、落としたり、奪われたら
計画が明るみになるでしょうからね。
しかし
京都大火計画には「祇園祭の前の風の強い日を狙って御所に火を放ち」とあります。
京都に長年住んでいる人からするとこれはありえないそうです。京都では何十年も
祇園祭の前に強い風が吹いた事はなかったみたいです。
つまり、計画にしてはすぐ思いついて作ったようなあまりにもいい加減な
計画ということになります。また新選組の行動の辻褄が合わない。
そして貴重な情報源である古高が早々に処刑されていること。
志士側を捕らえる手がかりになる古高を早々に処刑したところで
新撰組側にメリットはないように思えます。
当時京では長州藩や志士側は人気でした。
逆に新選組や会津藩は評判が悪かったようです。ですから志士側に協力的だった
人はそれなりにいたわけですが、そんな協力的な人々が住む京を天皇誘拐のために
火の海にしようと考えるかなと疑問に思います。木戸の性格からしてもそんな
計画があれば強く反対するかと思います。

以上の事を考えると、私は京都大火計画は拷問された古高が出鱈目を言って新選組を
混乱させようとしたのか、新選組による陰謀の可能性が高いと考えます。
2023/08/19 12:16