疾風龍馬!浮世絵・東海道五十三次で蘇る龍馬が見た景色…坂本家公認!東海道を疾風のごとく駆け抜けた坂本龍馬を浮世絵で再現

坂本龍馬の子孫と令和の版元・版三がコラボし、歌川広重の東海道五十三次内に坂本龍馬を再現するプロジェクトが始動。

『浮世絵・龍馬が見た景色』プロジェクト第一弾としてお江戸日本橋の有名な一枚「日本橋朝之景」をモチーフにした「龍馬が見た景色・日本橋」を5月30日に予約受付開始いたします。

維新の立役者であった坂本龍馬は江戸時代末期、江戸と故郷・土佐藩や活躍の中心地・京都を往復する際、幾度となく東海道を使っていたことでしょう。江戸日本橋を出発し最初の宿場町品川を超え暴れ川で有名な多摩川を渡り、富士山を超え、沼津、桑名と下っていく旅路・・・。当時、龍馬が見た景色とはどのようなものだったのでしょうか。

まだ写真の無かった江戸時代、それを教えてくれるのは葛飾北斎の「富岳三十六景」や歌川広重の「東海道五十三次」など全国各地が描かれた浮世絵です。特に広重の「東海道五十三次」は風景だけでなく人物も描かれており、当時の風情や人々の様子を伝える資料として大変貴重な存在です。

●浮世絵に龍馬がよみがえる
浮世絵に幕末の英雄坂本龍馬を再現するプロジェクトがこのたび始動しました。
タッグを組むのは坂本龍馬の子孫で坂本家10代坂本匡弘氏と、浮世絵の伝統工芸技術を継承するために伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、様々な作品をプロデュース・企画・制作する株式会社版三(代表取締役 坂井英治)。本プロジェクトの作品も江戸伝承の古法による作画方法で、浮世絵版元・版三の浮世絵師が作画します。
両者の手によって、東海道を駆け抜ける龍馬、そして龍馬が見た景色が令和の時代に蘇ります。

国書刊行会『坂本龍馬関係写真集』より
国書刊行会『坂本龍馬関係写真集』より

広重の「東海道五十三次」は江戸と京都を結ぶ東海道の53宿に、出発点となる日本橋と京都三条大橋を加えた55図からなる浮世絵木版画で、街道に沿って置かれた宿場の景観や習俗などを描き、四季を織り交ぜた風景の美しさはもちろん、ユーモアあふれる人々の描写やベロ藍を用いた鮮やかな色使いで人々を魅了しました。

『浮世絵・龍馬が見た景色』プロジェクトでは、広重が描いた「東海道五十三次」をモチーフに、東海道の53宿に出発点となる日本橋と京都三条大橋を加えた55図すべての宿場に龍馬を再現した浮世絵をジークレー版画で制作、限定100枚で順次リリースしていく予定です。現在決まっているのは日本橋、品川、川崎、そして53宿以外のスピンオフシリーズとして、龍馬が活躍した高知桂浜、長崎も制作を予定しており、今後も続々と追加して参りますのでご期待ください。
まず、第一弾として2024年5月30日に「日本橋」の発売が決定いたしました。

モチーフはお江戸日本橋の有名な一枚、歌川広重の東海道五十三次之内「日本橋朝之景」。
1860年代前後の江戸、参勤交代の終わりも近づいてきた頃には日本橋を出立する大名行列も日常となっていたと思われます。朝焼けの頃、橋を渡る大名行列の一行は国元へ戻るために江戸を出発。一方、棒手振り(ぼてふり)と呼ばれる行商人たちは魚や野菜を桶にのせ、少し困り顔をしながら行列を避けて行商へと向かう。そんな江戸日本橋のよくある早朝の光景を描いた傑作です。
この作品をモチーフにして、当時そこに居たであろう坂本⿓⾺と⿓⾺の師であり維新の⽴役者でもある勝海舟の姿を描きました。
大名行列に行商人、老人から子供、お侍まで、江戸日本橋の朝は早く、早朝から町に出る町人たち。そこら中で朝の挨拶や井戸端会議に盛り上がっています。そんな日常の風景の中、長椅子で話す龍馬と海舟の姿…。
浮世絵独特の遊び心をぜひお楽しみください。

龍馬が見た景色・日本橋
龍馬が見た景色・日本橋
東海道五十三次之内・日本橋朝之景
東海道五十三次之内・日本橋朝之景

■商品概要
商品名:龍馬が見た景色・日本橋【特別額装】
予約開始:2024年5月30日(2024年6月下旬から順次発送予定)
販売価格: 50,000円 (税別・送料別)
販売数:限定100枚
発売元:株式会社 版三
額装サイズ: H約448mm × W約563mm  
素材(額装部分):木材、樹脂、アクリル
和紙(絵):純手漉和紙(越前和紙漉元 岩野平三郎製紙所)
技法:ジークレー版画
装幀:江幡喜之
URL:https://www.ukiyoework.com/view/item/000000000222
オンラインショップ:浮世絵工房 https://www.ukiyoework.com

●株式会社版三について

来年の大河ドラマで主人公のモデルとなるのが江戸時代の版画のプロデューサー蔦屋重三郎です。重三郎は、江戸時代の版元(出版社)の社長であり、いわばメディア王。当時、遊郭の案内書を作り、次に書店を作り、そして新人作家や浮世絵師を発掘していきます。その後洒落本や版画を出版して大当たりしました。最終的には版元として一流の実績と富を築きましたが、この重三郎の現代版ともいえるのが株式会社版三の代表取締役坂井英治です。
版三には浮世絵を描く絵師や版画を彫る彫師、仕上げの摺師が多く在籍し、今も数多くの版画の製作を手掛けています。

●坂本家十代 坂本匡弘について

坂本龍馬には子供がいませんでした。坂本家の家督は龍馬の兄である権平が継ぎましたが、龍馬の曾祖父である坂本八平直海から数えて10代目に当たるのが坂本匡弘氏です。
龍馬の子孫として一般社団法人全国龍馬社中(龍馬会)の常任相談役や高知県観光特使、長崎市観光大使などを務め、まさに毎週末日本中を駆け回り、坂本龍馬の志の伝承活動を行っています。またこの春、龍馬の遺志を受け継いだ会社組織、土佐商会株式会社を設立し新たに坂本家公認制度を開始しました。土佐商会株式会社では収益の一部を、上記一般社団法人全国龍馬社中をはじめ坂本龍馬に関する公益的な活動や事業に対して寄付をして参ります。

●坂本家公認制度

坂本家公認制度とは坂本龍馬に関する商品やサービスのうち、坂本家に伝わる坂本龍馬の遺志、遺徳に相応しいものについて、坂本家十代目当主が責任をもって公認とする制度です。
龍馬の「自忘他利の精神(利他の精神)」を拡げ、皆が笑って暮らせる社会とより良い未来を創るために2024年より開始しました。

●浮世絵・龍馬が見た景色 公認第2号

坂本家公認制度第1号は、株式会社ヤクルト本社様の「リアル龍馬 CG」となっています。これは、2024年1月から放送されたヤクルト1000の CM で放映された「リアル龍馬」の CGであり坂本家十代目当主である坂本匡弘が監修を行い公認とさせていただきました。

「浮世絵・龍馬が見た景色シリーズ」は東海道五十三次という江戸を代表する浮世絵と坂本龍馬のコラボ作品であることから、第2号公認(製品としては初)とさせていただきました。浮世絵は一枚一枚ナンバリングされており、坂本家公認の証として公認証明書も付いてきます。坂本家として龍馬を守っていくという精神から今後ともこうした形で公認するものが増えていくよう努めて参る所存です。

●浮世絵・龍馬を町興しに使用可能
完成した浮世絵は、モデルとなった各地域の町興しなどで坂本龍馬の遺志、遺徳に相応しい製品やサービスのみラベルや包装紙、ポスターなどで二次使用が可能です。地域活性のためにご希望の方は下記の方までお問い合わせください。

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