『黄金の茶室』が堺にやってきた!豪華絢爛な茶室で秀吉と利休が生きた時代に思いを馳せる
- 2019/02/06
-
【投稿】戦ヒス編集部
さかい利晶の杜では、企画展「黄金の茶室がやってきた」を開催し、豊臣秀吉ゆかりの黄金の茶室(復元)(京都市蔵)を展示公開いたします。
黄金の茶室は、秀吉が大坂城内でつくらせ、御所や北野大茶湯などでも披露されたといわれる移動可能な組立式の茶室です。わび茶の精神を追求した利休の趣とは異なる「黄金の茶室」を紐解くことで、利休・秀吉の関係に迫ります。
■開催期間
平成31年1月25日(金)~5月6日(月・振替休日)
休館日/毎月第3火曜(2月19日、3月19日、4月16日)
■開館時間
午前9時~午後6時(最終入館午後5時30分)
■会場
さかい利晶の杜 千利休茶の湯館コンコース(1階)
■観覧料(常設展示観覧料含む)
大人300円(240円)、高校生200円(160円)、中学生以下100円(80円)
※( )内は10名以上の割引料金
※堺市内に所在する小中学校に在籍する児童・生徒は無料
※障がいのある方およびその介助者は無料(要証明書)
「企画展特別観覧券」
企画展「黄金の茶室がやってきた」の開催期間中、展示観覧(常設展+企画展)と立礼呈茶(抹茶と和菓子)が楽しめる、「企画展特別観覧券」を販売いたします。この期間だけの特別なセット券となっておりますので、是非ご利用ください。
●販売期間/平成31年1月25日(金)~5月6日(月)
●内容/展示観覧券(常設展+企画展)と立礼呈茶のセット券
●料金/600円(通常800円)
●さかい利晶の杜、受付にて販売
▽ 企画展特別観覧券サンプル
◆展示内容
①黄金の茶室(復元)・台子皆具 1式/京都市蔵
②豊国祭礼図屏風(複製) 6曲1双/京都市蔵
③堺環濠都市遺跡出土品茶碗 8点/堺市蔵
④展示パネル 5枚
・黄金の茶室(復元)/黄金の茶室(復元)の概要と歴史解説
・黄金の茶室と豊臣秀吉/豊臣秀吉の関白就任、禁中茶会と黄金の茶室を解説
・豊臣秀吉と千利休/九州平定までの豊臣秀吉と千利休との関係を解説
・黄金の茶室と千利休/利休自害までの心境の変化、利休と黄金の茶室の関係を解説
・黄金の茶室とその時代/天正10年(1582)~慶長3年(1598)の秀吉と利休の略年譜
◆ 関連イベント
講演会「茶の湯とやきもの」
・講師/吉良文男(きらふみお)
・日時/平成31年2月9日(土)午後1時~2時
・場所/さかい利晶の杜 茶室広間(畳敷きの部屋です)
・定員/60人(定員になり次第締め切ります)
・料金/1,000円(展示観覧券、立礼呈茶チケット付)
○申込方法
参加講演会名、参加する方のお名前、年齢、住所、TEL/FAX番号をご記入の上、こちらの予約ページ もしくは FAX/ 072-260-4725 にてお申込み下さい。申込期間は平成31年2月8日(金)まで
吉良文男(きらふみお)
1941年生まれ。東洋陶磁史研究家。元茶道資料館特別研究員。現在は愛知県立芸術大学非常勤講師。近年は朝鮮半島の陶磁史をおもなテーマとし、古窯場を訪ね歩いている。『世界陶磁全集』『縄文土器大観』『世界美術全集 東洋編』(いずれも小学館)などの編集にたずさわる。著書に『いまこそ知りたい朝鮮半島の美術』(小学館)、『茶碗と日本人』(飛鳥新社)共著に『東洋陶磁史』(東洋陶磁学会)など。
●主催
さかい利晶の杜