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世界遺産!上賀茂神社の歴史と観光のみどころ
- 2024/10/02
上賀茂神社ってどんな神社?
上賀茂神社の正式名称は「賀茂別雷神社」といいます。「雷を別けるほどに強い力を持つ神」という意味をもつ別雷神という神(賀茂別雷大神)を御祭神とする神社です。 その名前からして、強力な力を持っていそうな感じがしますね。
古くより、厄除・災難除けなどの御利益があるとされています。賀茂氏の氏神を祀る神社として、下鴨神社(賀茂御祖神社)と合わせて賀茂社と呼ばれてきました。京都の方にも親しみのある神社のひとつです。
都心から少し離れているため自然も豊かで、境内の自然や緑豊かなところがパワースポットであるとも言われています。
上賀茂神社へのアクセスをチェック
京都の神社仏閣巡りといえば、観光と合わせて嵐山方面へ出かけたり、四条や東山エリアなど中心部からアクセスの良い場所を巡ったり、銀閣・金閣などの有名どころを巡ったり…と、なかなか少し離れた上賀茂神社を訪れる方は少ないかもしれません。よく下鴨神社とセットと思われがちですが、京阪出町柳駅から徒歩で訪れることのできる下鴨神社と、上賀茂神社は位置的には少し離れています。元気な方なら徒歩も可能ですが、通常の場合上賀茂神社を訪れるにはバスかタクシーを利用するのがおすすめです。
上賀茂神社で気になるスポット
「水」に関するスポット
境内には名水「神山湧水」が湧いています。境内には御物忌川(おものいがわ)と御手洗川(みたらしがわ)、そのふたつの川が合流した川「ならの小川」が流れていて、川辺に緑が映えとっても美しい光景を見ることができますよ。
特に春は桜、秋は紅葉とのコラボレーションも楽しめます。実は水には穢れを清めるという意味があり、どの方角から上賀茂神社を訪れても、本殿に行くには必ず川を渡らなければいけないつくりになっているのだとか。
川のせせらぎもぜひ楽しんでみて下さい。
馬がいるかも!
上賀茂神社には神に仕える馬である「神馬(しんめ)」がいることも。神事などで役割を果たす馬で、参拝者も会うことができます。もし馬がいる時にはエサをあげたり、触れ合いが可能。とても美しい馬なのでぜひチェックしてみて下さい。
立砂(たてずな)にも注目
神様が降りられる憑代(よりしろ)となる立砂。印象的なのですぐに目にすることになるでしょう。鬼門・裏鬼門に盛り塩や盛り砂をしたり、お砂を撒き清めることの起源と言われています。
もちろん御利益もいただきたい
上賀茂神社には、はじめにご紹介した厄除けなどの他に、縁結びや恋愛成就などのご利益もあると伝えられています。その昔、良縁を願って紫式部がお参りに来たというエピソードもあるのだとか。来年の大河ドラマでも、もしかしたら紹介されるかもしれませんね。上賀茂神社はイベントがたくさん
葵祭をはじめ、流鏑馬や夏越の神事、賀茂観月祭、フリーマーケットなど上賀茂神社で行われるイベントは多岐にわたります。ライトアップイベントをしていることもあるので、季節感を楽しみに上賀茂神社へ行くのもおすすめ。春は桜を見に、秋は紅葉を見に出かけるのもいいですね。どちらも名所と言われています。ぜひスケジュールをチェックして訪れてみてはいかがでしょうか。
葵家やきもち総本舗でお土産をGET
上賀茂と言えばやきもちが有名です。上賀茂神社のすぐそばにある有名なお店が、葵家やきもち総本舗。やきもちはその名の通り餡子が入った平たいお餅を焼いたものなのですが、こちらでいただけるのは滋賀県産の近江米と北海道産の小豆という素材にもこだわった逸品です。1個単位から購入できるので、その場でおやつにいただくもよし、お土産にするもよし、と是非一度は食べてみたいお餅です。
上賀茂神社はちょっとしたレジャーにも
京都には観光スポットがたくさんあるので、旅行など時間がない場合は、上賀茂神社に行こう!とはあえて思わない方もいるかもしれません。しかしゆっくり京都の雰囲気を楽しみたい、他にはない楽しみ方がしたいという方にはおすすめのスポットです。神馬と触れ合ったり、川のせせらぎを聞きながら静かに参拝したり、季節によってはイベントを楽しんだりとさまざまな過ごし方ができます。ぜひ一度参拝してその空気を楽しんでみて下さい。
なお、京都観光をするならカメラのレンタルもおすすめですよ♪
<参考>
上賀茂神社HP https://www.kamigamojinja.jp/
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