静岡県内2例目! 大門遺跡から銅鐸形土製品が出土!
- 2020/05/30
-
【投稿】戦ヒス編集部
袋井市高尾で、駅南土地区画整理事業にともなう大門遺跡の発掘調査を実施しています。
今年度の調査で、静岡県では角江遺跡(浜松市)に続いて、県内2例目となる「銅鐸形土製品」が出土しました。
銅鐸形土製品とは、弥生時代の祭祀に使われたとされる銅鐸を土で模倣して作ったもので、銅鐸の分布圏である佐賀~静岡県のほか、埼玉・群馬県でも確認されている大変珍しい遺物です。
大門遺跡出土品は幅5×高さ6.4㎝で、銅鐸の形の特徴をよく捉えています。大門遺跡でも銅鐸形土製品を使ったおマツリを行っていたことが分かりました。
大門遺跡出土品見学会を開催し、土製品を展示する予定でしたが、コロナウイルス感染防止のため延期となりました。開催時期は未定です。
- ※Amazonのアソシエイトとして、戦国ヒストリーは適格販売により収入を得ています。