実用性・機能性・個性を兼ね備えた日本の衣裳箪笥約20 点を展示 展覧会「西日本の衣裳箪笥 」を開催
- 2022/09/28
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【投稿】戦ヒス編集部
【実用性・機能性・個性を兼ね備えた日本の衣裳箪笥約20点を展示】
【展覧会「西日本の衣裳箪笥」を開催】
一般財団法人 家具の博物館
一般財団法人 家具の博物館(東京都昭島市、館長:青木和昭)では、展覧会「西日本の衣裳箪笥」を、2022年10月16日(日)~11月20日(日)までの期間、開催いたします。
衣裳箪笥は、17世紀中頃の経済発展による町人の生活向上と小袖の流行にともなって生み出され、女性の婚礼道具として用いられ普及していきました。そして、明治時代に入り封建制度から解放されると日本各地で個性豊かな衣裳箪笥が作られました。
今回の展覧会「西日本の衣裳箪笥」は、2021年10月に開催し好評を博した展覧会「東日本の衣裳箪笥」に次ぐ、衣裳箪笥の展覧会です。人々の暮らしの中から生まれた個性あふれる西日本地区の衣裳箪笥を約20点ご覧いただけます。
一般財団法人家具の博物館は、伝統ある歴史上の家具を収集・保存し、家具の伝統を後世に伝えるとともに、新時代の家具の創造・研究に資することを目的に設立された博物館です。
当館では、今後も主要なコレクションや昭島人物紹介展などを通じて、“伝統-継承-創造”という視点から、人類の作りだした文化遺産としての家具を収集・保存・展示し、博物館活動を続けて参ります。
展覧会「西日本の衣裳箪笥」の開催概要は、下記の通りです。
【一般財団法人 家具の博物館 展覧会「西日本の衣裳箪笥」開催概要】
■名称:展覧会「西日本の衣裳箪笥」
■展示内容:当館所蔵の衣裳箪笥 約20点
■会場:一般財団法人家具の博物館 展示場
〒196-0022 東京都昭島市中神町1148
アクセス:JR青梅線「中神駅」下車。北口より徒歩約5分
■期日:2022年10月16(日)~11月20(日)
■休館日:毎週水曜日
※11月3日(祝木)は臨時休館となります。
■時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
■入館料:一般200円、高校生以下・65歳以上の方、身障者手帳をお持ちの方及び付添者は無料
■駐車場:10台
※新型コロナウイルスの影響で開催を見合わせる場合もございます。
※ご来場にあたり、マスクの着用や事前の検温等、新型コロナウイルス感染拡大予防に関してご協力をお願いいたします。
【主な展示作品の紹介】
間口が幅広の四尺五寸(約136.3㎝)で前板に黒柿の一枚板が用いられたハーモニカ箪笥。上置中央の小抽斗を出し入れすると音が鳴るように、奥の背板にハーモニカが取り付けられている。
工業デザイナーで有名な河内諒氏のデザインによる箪笥で、福岡県大川の光木工所で製作された。昭和33年の全国優良家具展に出品され、全国優良家具組合賞を受賞した作品。
<お問い合わせ>
一般財団法人家具の博物館
℡:042-500-0636