石田三成ゆかりの地・彦根。国宝・彦根城築城410年祭にて「映画「関ヶ原」特別展」を開催

滋賀県彦根市では、平成29年3月18日(土)から12月10日(日)までの間「国宝・彦根城築城410年祭」を開催しています。国宝・彦根城の天守完成410年を記念した行事であり、彦根城域および市内全域においてさまざまなイベントが開催されています。

平成29年7月8日(土)には彦根城にて映画「関ヶ原」特別展のオープニングセレモニーが行われ、映画「関ヶ原」プロデューサー、映画「関ヶ原」PR奉行・花しょうぶ通り商店街キャラクター「いしだみつにゃん」、コーエーテクモゲームス「のぶにゃがの野望」キャラクター「石田みつニャり」とともに、彦根市のキャラクター「ひこにゃん」が登場してテープカットが行われました。

映画「関ケ原」(原田眞人監督、2017年)は、天下分け目の関ケ原の合戦で敗れた石田三成の義を貫く生き様を描くストーリー。司馬遼太郎の小説「関ケ原」を原作として、岡田准一、役所広司、有村架純ほか豪華キャストで映画化されたものです。映画「関ケ原」特別展では、劇中に登場する甲冑や衣装、小道具を展示。彦根市内のロケ地マップや本陣体験コーナー、特典映像コーナーも開設して来場者を楽しませてくれます。

映画「関ケ原」特別展の会場は、彦根城天秤櫓と夢京橋あかり館(彦根市本町)の2か所。彦根城天秤櫓では徳川家康や井伊直政など東軍武将の甲冑や衣装が展示され、さらに原作者・司馬遼太郎に関する企画展「司馬遼太郎と近江人」も同時開催しています。また、夢京橋あかり館では石田三成や島左近など西軍武将の甲冑や衣装、小道具が展示されています。

ロケ地の豪華さでも注目を集める映画「関ケ原」。彦根市内では国宝・彦根城をはじめ天寧寺、龍譚寺、清凉寺でロケが行われ、豊臣秀吉と少年時代の石田三成が出会う「三献茶」のエピソードが印象的に描かれています。

彦根は石田三成ゆかりの地であり、三成の居城であった佐和山城があった場所です。関ケ原の合戦後に徳川四天王の1人といわれた井伊直政が佐和山城に入城。徳川家康の命により佐和山城を一掃するために彦根城が築城されました。

天守完成から410年。井伊家ゆかりの彦根城の歴史とともに石田三成が過ごした関ケ原の合戦以前の彦根にも想いを馳せる特別展です。

◆「映画「関ケ原」特別展」開催概要
日時:平成29年7月8日(土)~同年9月18日(月・祝)

①「映画「関ヶ原」特別展・東軍の陣 ~家康と直政~」
・会場:彦根城天秤櫓(彦根市金亀町1-1)
・開館時間:彦根城開場時間内(8:30~17:00)

②「映画「関ヶ原」特別展・西軍の陣 ~三成と左近~」
・会場:夢京橋あかり館 1階(彦根市本町2丁目1-3) ※火曜日定休  
・開館時間:9:30~17:30

▼外部リンク
国宝・彦根城築城410年祭 映画「関ヶ原」特別展開催中!
https://kyodonewsprwire.jp/release/201707244012

▼外部リンク
「国宝・彦根城築城410年祭」ホームページ
 http://hikone-410th.com/


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