前田利家公入城の「百万石行列」 金沢最大の祭り「第67回金沢百万石まつり」が開催

金沢百万石まつり実行委員会が運営する「第67回金沢百万石まつり」が、平成30年6月1日(金)から3日(日)に開催されます。

天正11(1583)年6月14日に加賀藩祖・前田利家公が金沢城に入城。「金沢百万石まつり」は、前田利家公が金沢の礎を築いた偉業をしのんで開催されるものであり、メインの百万石行列では、武者行列を中心とした豪華絢爛な時代絵巻が繰り広げられることで知られます。

平成30年6月2日(土)に行われる「百万石行列」では、主役の前田利家公役を高橋克典さん、前田利家公の正室のお松の方役を羽田美智子さんが演じます。

「金沢百万石まつり」は百万石行列の他にも、約1万人が通りを埋め尽す「百万石踊り流し」や兼六園周辺のお茶席で開催される「百万石茶会」、幽玄な世界を創り出す「百万石薪能」、音楽パレードや加賀獅子舞、加賀とびの「加賀とびはしご登り」の演技など、加賀百万石の伝統と文化を賑やかに彩る3日間の催しです。

もともと金沢市祭として行われてきた奉祝行事であったものが、昭和27年に金沢市と金沢商工会議所が中心となって第1回目の金沢百万石まつりを開催。昭和59年の第33回からは百万石行列の利家役へ俳優を起用するなど、全国的な初夏の一大イベントに成長しています。

金沢駅東広場の「鼓門(つづみもん)」をバックに、2日の「百万石行列」はスタート。出発式は、加賀とびによるまとい総ふりをはじめ華麗な百万石音頭や勇壮な太鼓演奏、ほら貝のファンファーレで盛大に行われ、音楽パレードやミス百万石のご挨拶、加賀獅子の行列など、多彩な演技を行いながら、入城祝祭が開かれる金沢城公園内(三の丸広場)へ向かいます。

クライマックスの入城祝祭では加賀獅子や加賀とびはしご登りによる勇壮な演舞、利家公が武者を従え入城し勝ち鬨(どき)をあげ、感動のフィナーレを迎えます。

金沢駅東口の「鼓門」は、「鼓(つづみ)」をモチーフにしてデザイン。加賀藩主・前田家が庶民に能を奨励したことから、大工さんや植木職人が仕事をしながら謡を口ずさみ、“空から謡が降ってくる”と言われたとか。藩政時代から積み重ねられてきた金沢の文化を存分に楽しめる絢爛豪華な「金沢百万石まつり」です。

※まだまだ見どころはたくさん!

◆ 百万石踊り流し
日時:6月2日(土)午後6時~午後8時
今年も片町・広坂・香林坊・南町・尾山町メーンストリート(国道157号線)では、金沢市民謡協会の踊り連が先導役を初め、企業・文化団体など約100チーム約12,000人を超える踊り流しとなります。また、沿道にはチームの応援団や観光客10数万人以上となり、金沢の夜は大変な賑わいとなります。

◆ 百万石茶会
日時:6月2日(土)・3日(日) 午前8時30分~午後4時
裏千家、表千家、宗和流、煎茶道松月流、遠州流、宗徧流、皇風煎茶礼式、大日本茶道学会の各社中によるお点前が披露されます。
茶券は、前売り券を2,000円(2席券、1日(金)まで金沢市観光政策課・金沢商工会議所等で販売)、当日券を1,500円(1席券)で販売します。

◆ 第44回加賀友禅燈ろう流し
日時:6月1日(金)午後7時~午後9時 (雨天の場合、2日(土)に順延)
場 所:浅野川(天神橋上流~浅野川大橋間)
百万石の城下町ならではの加賀友禅燈ろうが浅野川の清流を流れ、情緒豊かな雰囲気を醸し出します。

◆ 子ども提灯太鼓行列
日時:6月1日(金) 午後6時40分~午後9時
手に提灯を持ち、太鼓を打ち鳴らしながら、金沢百万石まつりを祝います。

▼「第67回金沢百万石まつり」
公式ホームページ:http://100mangoku.net
公式パンフレット:http://www.100mangoku.net/pdf/67/2018_pamphlet.pdf
公式パンフレット(English):http://100mangoku.net/pdf/67/2018_english.pdf
公式Facebook:https://www.facebook.com/100mangoku.hasshintai/


▼外部リンク
加賀百万石の伝統と文化を彩る金沢最大の祭り!第67回金沢百万石まつり 開催 ~ 前田利家公 役を高橋克典さん、お松の方 役を羽田美智子さんが演じられます
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000034555.html


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