今川家の菩薩寺、臨済寺 今川義元の命日に、特別公開

静岡市には、駿河の戦国大名・今川家の菩薩寺である臨済宗妙心寺派の禅寺・臨済寺(静岡市葵区大岩町7-1)があります。修行僧の寺院であるため、通常は拝観不可となります。立ち入ることができるのは年に 2回(春・秋)のみで、毎年、春は、今川義元の命日である5月19日(木)に特別公開いたします。

 特別公開では、国指定重要文化財である本堂や、国指定名勝の臨済寺庭園、竹千代(徳川家康)手習いの間をはじめ、今川義元・氏輝の木像などの文化財もご覧いただけます。なお秋は、徳川家康が信奉した守り本尊「摩利支天像」の祈祷に合わせ、10月15日(土)に公開する予定です。

 臨済寺は、今川義元の軍師であった太原雪斎が、京都・妙心寺の大休和尚を招いて開山した禅宗寺院。 、竹千代(徳川家康)が今川氏の人質時代を過ごした寺でもあります。

※臨済寺庭園(国指定名勝)

※過去の「春の特別公開」の様子


【特別公開 概要】
・開 催 日 : 5月19日(木)
・開催時間 : 10時00分~15時00分 ※10時00分より法要を行います。
         ※修行寺のため、通常は拝観できません。
・所 在 地 : 静岡市葵区大岩町7-1 
・拝 観 料 : 無料
・問合わせ : 電話番号 054-245-2740(臨済寺)

【公開は、年に2回のみ】
 修行僧の寺院であるため、通常は拝観不可となります。立ち入ることができるのは年に2回(春と秋)のみで、毎年、春は、今川義元の命日である5月19日(木)に特別に公開いたします。また、秋は、徳川家康が信奉した守り本尊「摩利支天像」の祈祷に合わせ、10月15日(土)に公開します。


【徳川家康が幼少期、人質時代を過ごした寺】
 臨済寺は、今川義元の軍師であった太原雪斎(たいげんせっさい)が、京都・妙心寺の大休和尚を招いて開山した禅宗寺院。徳川家康が今川氏の人質時代を過ごした寺でもあります。竹千代(徳川家康)は、こちらで太原雪斎を師として学びました。本堂は、貴重な建築物として国指定重要文化財にも指定されており、仁王門に掲げられた扁額は、最後の将軍・徳川慶喜の筆によるものです。


【特別公開で拝観可能な文化財(一部)】

※今川義元公・氏輝公の木像

※太原雪斎像

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