【豊臣兄弟!】荒木村重の謀反を知った織田信長の驚きの提案とは?
- 2026/06/22
- ※本記事は一部にプロモーションを含みます
大河ドラマ「豊臣兄弟!」第24回は「軍師官兵衛!」。同ドラマにおいて摂津国の武将・荒木村重はトータス松本さんが演じています。
織田信長に仕えていた村重ですが、天正6年(1578)10月、信長に反旗を翻しました。「荒木摂津守(村重)が逆心を企てている」との知らせは、方々から信長に「言上」されます(信長の一代記『信長公記』)。
しかし、その報告を受けても『信長公記』によると、信長は村重謀反の情報を疑わしく思っていたとのこと。そればかりか「何か不足でもあるのか。考えがあるならば聞いてやろう」ということで村重に使者(松井友閑・明智光秀・万見仙千代)を遣わしているのです。
同書の信長はいつもそうです。前年に大和国の松永久秀が背いた時も「どのような事情があるのか。存分に思うところを申せば望みを叶えてやろう」と松井友閑をして尋ねています。元亀元年(1570)に北近江の浅井長政が背いたとの報告が方々から入ってきた時も、信長は「長政は縁者であり、なおかつ北近江の支配を任せているのだから、不足はないはずだ」として寝返り情報をなかなか信用しようとしませんでした。裏切りがあった時、信長は類似の態度を示しているのです。
さて村重謀反の情報を得た信長は前述の如く、家臣を遣わしますが、それに対し、村重は「少しの野心もありません」と回答。村重の答えを聞いた信長は大いに喜びますが、村重は結果的に信長に背くことになります。また信長は再度、明智光秀・羽柴秀吉という重臣を遣わし、村重を翻意させようとしますが、村重はそれに応じることはありませんでした。
ちなみに『信長記』(江戸時代初期の儒学者・小瀬甫庵の著作。信長公記よりは信憑性は低い)には村重は使者の説得に応じたものの「荒木家老」らの「一旦、信長から赦免されても、後々はどうなるか」との進言に納得し、やはり信長に背くことになったとあります。

コメント欄