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【逸話 LINEトーク風】家督を継いだ若き武田信玄に忠告

戦ヒス編集部
 2019/01/01

※『甲陽軍艦』『名将言行録』

家督を相続した青年・武田晴信(のちの信玄)は、やがて詩歌や遊興・深夜までの酒宴など、怠惰な生活をはじめた。これに対して信方は、病を理由にしばらくの間は出仕もせず、詩歌を勉強していた。

やがて出仕した信方が言った。

板垣信方

殿。それがしも詩歌を作ってみたいので、お題を与えてもらえませぬか?

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武田信玄アイコン

晴信

!!?
・・・・で、では与えようぞ。お題は●●じゃ。
(なんだ・・説教じゃないのか。。)

晴信は信方に詩の才能があると思ってもなかったが、信方は優れた詩を次々と書いて信玄を驚かせた。

武田信玄アイコン

晴信

一体どこで、それを学んだのだ。

板垣信方

主の嗜むことを、家来が学ぶのは当然のことでございます。留守の間に僧に学びました。

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晴信

うむ。そうであったか。

晴信は信方の返答に気をよくしたところ、信方はすかさずに言った。

板垣信方

殿。これを機に、詩作はほどほどになされませ。

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晴信

!!

板垣信方

信虎様は横暴で悪行をなされたからこそ、道に外れた者として追放されました。 それなのに、信虎様の悪しき時代を正されるために大将となった殿(=晴信)がこの有様でしたら、信虎公よりも百倍も悪い大将といえましょう。

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晴信

ぐ、くっ!!

板垣信方

腹正しく、ご成敗なされるのなら、ご馬前に討死いたしましょう。

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晴信

う、ううっ・・。

晴信は感涙し、信方に対して「2度とこのような振る舞いはしない」と誓ったという。

  この記事を書いた人
戦ヒス編集部 さん


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