幕府と朝廷との関係を決定づけた紫衣事件とは?

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1629年、幕府と朝廷との力関係を決定づける紫衣事件がおこります。後水尾天皇が幕府に無断で大徳寺の住持(住職のこと)に紫衣(しえ。紫色の袈裟、および法衣の総称)を許可したことで幕府が朝廷が対立。幕府は「禁中並公家諸法度」の違反とみなし、後水尾天皇による紫衣の許可(勅許)を取り消しました。
この事件のその後の展開としてはどうなったのでしょうか? 次のうち、適切なものを選んで下さい。 ( 正解率は 40 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「幕府の力によって、住持たちが厳罰に処せられた」

  回答内訳

30人 が回答済です

天皇の力によって、もう一度、住持たちに許可が与えられた(6回答)
20%
天皇の力によって、幕府権力を制限することになった(4回答)
13%
幕府の力によって、住持たちが厳罰に処せられた(12回答)
40%
幕府の力によって、天皇が退位させられた(8回答)
26%

※未回答での閲覧回数は 1回

 解説

 「禁中並公家諸法度」によって、幕府は天皇が遵守すべきことを定めていたが、それを無視した後水尾天皇の許可(勅許)が取り消され、それに抗議した住持らが処罰されました。その後、後水尾天皇はこの処罰に抗議するために幕府に無断で退位して、徳川秀忠の娘和子皇后を母とする娘に譲位しました。

 幕府は後水尾天皇を処罰しませんでしたが、この事件によって、天皇の意志より幕府の法度の方が優先であることが示されました。


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