平安時代末期の英雄・源義経の妻・静御前(しずかごぜん)。彼女が振るったと言われている長刀が徳川家と前田家にありました。どっちが本物かを問われ、前田利常(まえだ としつね)は何と答えたのでしょうか?
( 正解率は 30 % )正解!
ざんねん…
答えは「どっちも本物」
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これは前田利家の四男、利常に関するエピソード話です。
源義経の妻・静御前が振るったと伝わる長刀が、徳川家と前田家の両家に所蔵されていました。となると、どちらかが本物でどちらかは偽物だろうと考え、「どっちが本物なんだ?」と利常に尋ねた人がいました。
利常は「愚かなことを言うな。静御前は義経の妻として、いつも傍らで長刀を振るって働いていたに違いない。義経だって、たった1本の太刀で戦ったわけでは無い。彼の太刀は何本もあった。そういう歴史のある名物は、ただひとつのみと制限するものではない。」と応えたそうです。
確かに言われてみれば、「織田信長の持っていた刀」というだけでも、何本も記録がありますし、記録が失われているものもあることでしょう。
利家から数えて三代目の前田家の当主・利常の堂々とした様子を感じさせるエピソードでした。
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