直江兼続が高札で手紙を送った相手とは?

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直江兼続がある時、とある神仏宛てに、手紙の代わりに高札を掲げた、というエピソードがあります。さて、とある神仏とは次のうちどれでしょうか?

( 正解率は 24 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「閻魔大王(えんまだいおう)」

  回答内訳

405人 が回答済です

閻魔大王(えんまだいおう)(98回答)
24%
毘沙門天(びしゃもんてん)(88回答)
21%
愛染明王(あいぜんみょうおう)(196回答)
48%
弁財天(べんざいてん)(23回答)
5%

※未回答での閲覧回数は 23回

 解説

これは『名将言行録』に集録されたエピソードです。

ある時、上杉家の家臣の一人が、下働きの男を切り殺してしまいました。殺された男の親族は「殺されるようなことは何もやっていない。死んだ男を生き返らせろ。」と強く訴えます。

見舞金を支払い、謝罪し、諭しても、親族たちは「生き返らせろ。」の一辺倒で、まるで聞きません。この仲裁にあたった 直江兼続は「ならば仕方がない」と、閻魔大王に宛てた手紙を書きました。

「初めてお手紙差し上げます。不慮の事で亡くなった者の親族たちが嘆き、生き返らせてくれと言います。その3人を迎えに送るので、死者を返してやってください。恐れ慎み申し上げます。慶長2年2月7日、直江山城守兼続より。閻魔王様へ。よろしく地獄の鬼たちにもお伝えください。」

こうした内容の手紙を高札で掲げました。そしてその隣には、閻魔大王のもとへ手紙を届けて、死者を迎えに行くために、と首を跳ねられた親族3人を並べたのです。


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