天下人と親しく交わり『日本史』を著したルイス・フロイスは、10代で「ある職業」についていました。その時に得た知識や技術が、宣教師になってからも大いに役立ったのですが、その「ある職業」とは次のうちどれでしょう?
( 正解率は 21 % )正解!
ざんねん…
答えは「書記官」
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正解は「書記官」です。彼の場合、特にポルトガルの王室付き書記官でした。就職時期は分かりませんが、18歳で辞職してイエズス会に入るまでは王室で働いていました。
若い頃に王侯貴族に交わって暮らしていたため、フロイスの立ち居振る舞いは貴族のように優雅で、事務仕事が得意で、特に文章力が秀でていたそうです。更に、領主層との交渉事も得意でした。実際、フロイスは足利義輝と親しくする一方で三好三人衆にも挨拶をするなど、力関係を見る目は鋭かったようです。彼のもとでイエズス会は畿内布教の足掛かりを得、信者を拡大しました。
※参考文献:五野井隆史『ルイス・フロイス』(吉川弘文館、2020年)記事でくわしく知りたい
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