室町幕府第四代~六代将軍に仕えた僧侶で、「天下の義者」と言われた人物は?

どの時代にも名参謀はいるもので、室町幕府の安定期といえる第四代~六代将軍の治世期にも、「天下の義者」すなわちご意見番の僧がいました。その人物とは、次のうち誰でしょう?

正解!

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 ざんねん…

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答えは「三宝院満済」

 解説

正解は「三宝院満済(さんぽういんまんさい)」です。

彼はもと公家の出身で、幼くして寺に入りました。足利義満に気に入られ養子になったことから、将軍家との関りができました。満済の「満」は義満の「満」です。足利義満の息子にして四代目将軍・足利義持は満済を信頼し、死期を悟った時も枕元近く彼を呼び寄せ後事を託したほどです。

彼の記した日記『満済准后日記』は、当時の幕府政治の様子を知る貴重な史料です。


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