主君に仕える家臣の、さらに下の家臣をどのように呼ぶ?

主君に仕えている者を家臣といいますが、その家臣に仕える下の家臣をどのように呼ぶでしょう?

正解!

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 ざんねん…

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答えは「陪臣」

 解説

藩士の家には、その家に仕える武士や奉公人たちがいました。彼らは直接には藩主に仕えていないため、一般に陪臣(ばいしん)と言われています。また豊臣政権の配下大名である上杉景勝の場合、直江兼続は秀吉に直接仕えていないため、陪臣となります。

例えば筑前福岡藩の黒田家ですと、家老とそこに仕える家臣たちで作る軍団は、黒田家全体の軍事力の担う一大戦力として、関ヶ原の戦いや、島原の乱などで活躍しました。

ちなみに黒田家では、黒田騒動をはじめとする数度の政争で、栗山氏など大身の家老が福岡藩を去っていきました。それは家老のみならず、彼の配下にいた武士たちの失職や離散をも意味する大事件だったのです。

※出所元

甲冑に見る江戸時代展3(福岡市博物館)

http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/427/index.html


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