金印のことが書かれている中国の歴史書は?

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江戸時代に福岡県志賀島で発見された「漢委奴国王」と刻まれた金印は、中国史書に奴国王に授けられた金印にあたると考えられています。そのことが記述されている史書は次のうち、どれですか? ( 正解率は 26 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「「後漢書」東夷伝」

  回答内訳

143人 が回答済です

「漢書」地理志(20回答)
13%
「後漢書」東夷伝(38回答)
26%
「魏志」倭人伝(80回答)
55%
「三国志」(5回答)
3%

※未回答での閲覧回数は 16回

 解説

 「漢書」地理志は紀元前1世紀ごろのことが記されていて「別れて百余国」というのがキーワードです。

 「魏志」倭人伝は邪馬台国のことが詳述されています。邪馬台国のもとに統率されていたクニは30あまりとなっています。

 「後漢書」東夷伝には、西暦57年に奴国が後漢の光武帝に使者を送り金印紫綬を授けられたとあります。紫綬とは印につけられた紫色の房のことです。他に107年には倭国王帥升らが「生口(=奴隷を意味)」を献上したことがかかれています。さらに2世紀前半には倭国大乱の発生が記録されています。

 なお、倭国大乱については「魏志」倭人伝にも記述があり、この大乱をおさめるために女王卑弥呼が共立されたとあります。


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