周防国の大内氏最後の当主となった大内義長。彼の母は大内氏の出ですが、父は別の氏族であり、彼の実兄は著名な戦国武将です。さて、その実兄とは誰でしょうか。
( 正解率は 72 % )正解!
ざんねん…
答えは「大友宗麟」
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大内義長は大友義鑑(よしあき)の次男であり、豊後大友氏の血もひいています。また、兄の大友宗麟はキリシタン大名で、大友氏の全盛期を築いた人物として知られています。
1551年に大内氏の当主・大内義隆が重臣の陶晴賢のクーデターによって討たれると、義長が大内家の当主に。ただし、実権は陶晴賢が握っていたようで、義長は傀儡であったと考えられています。
1555年には、その陶晴賢も大内氏の傘下にあった毛利元就との戦いに敗れ、大内氏は没落の一途をたどります。毛利軍に攻め込まれ、2年後の弘治3(1557)年に義長は自害。これにより名門・周防大内氏は滅びました。
ちなみに兄の大友宗麟は、こうした状況で義長を見殺しにしていました。 宗麟は毛利氏と「毛利の大内氏攻めに手を出さない代わりに、豊・筑地方は好きにしていい」という密約を結んでいたようです。
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