縄文時代の石器の用途は?

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縄文時代は世界史的にいうと新石器文化に属し、多くの種類の打製・磨製石器が用途ごとに造られました。次の石器とその用途の説明のうち誤っているものはどれですか。 ( 正解率は 29 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「石皿 - 食器」

  回答内訳

165人 が回答済です

石匙 - 皮はぎ道具(50回答)
30%
打製石斧 - 土掘り道具(42回答)
25%
石皿 - 食器(49回答)
29%
石錘 - 魚網のおもり(24回答)
14%

※未回答での閲覧回数は 16回

 解説

縄文時代のイメージは昔とは大きくかわり、あらゆる自然の恵みを享受する豊かな生活をおくっていたことがわかってきました。

石匙は狩猟した獣のの皮はぎ道具、打製石斧は石斧と名前がついていますが、打製石斧は土掘り道具であることがはっきりしてきました。木の伐採には、磨製石斧が使われていました。

石皿は採取してきた堅い木の実(堅果類)をすりつぶす道具です。温暖となった縄文時代には森に多くの木の実が実り、植物食のウェイトが高まりました。現在では何種類かの食用植物については栽培管理していたと考えられています。

石錘は網に取り付けられるように紐がかかる溝がつくりこまれた石製の錘で、網漁も行われていたことがわかります。このような豊かな食料資源に恵まれて縄文時代は基本的に定住生活を行っていたと教科書では書かれるようになっています。


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