安土桃山時代の16世紀末になると、それまでの様式とは異なる新たな甲冑が登場します。それを何というでしょう?
( 正解率は 55 % )正解!
ざんねん…
答えは「当世具足(とうせいぐそく)」
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平安時代以降に用いられた鎧には大きく分けて騎兵用の大鎧、歩兵用の腹巻、胴丸というものがありました。これらは戦闘様式の変化に伴って、形状を変化させつつ室町時代まで使用され続けます。
戦国時代になると鎧の需要の増加から短期間で大量に生産できるものが求められるようになりました。その中で登場したのが当世具足です。
「当世」とは現代風という意味です。それまでの鎧は構造や様式が似通っており、どれも似たような形をしていましたが、当世具足には注文主の創意工夫や意向が反映された様々な様式が存在しました。この要因としては、西洋から輸入された甲冑(南蛮具足)の存在や、大名家ごとに鎧作り師(抱え工)を持つようになったことなどが考えられます。
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