戦国時代、来日したキリスト教宣教師が日本の離婚についてヨーロッパとの違いに驚いたことがありました。それはなんでしょうか?
( 正解率は 35 % )正解!
ざんねん…
答えは「離婚の多さ」
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戦国時代の当時、夫側、妻側を問わず離縁を迫ることが可能で、離婚は普通に行われていました。
イエスズ会の宣教師ルイス・フロイスが書いた「日欧文化比較」では日本人の離婚の多さについて触れられています。彼はヨーロッパでの離婚が大変な不名誉とされるのに対し、日本では割とあっさり離婚でき、それによって妻の名誉が失われず、さらに再婚まで可能であることに驚いています。
なお、室町・戦国時代には戸籍が存在せず、婚姻届・離婚届に相当するものも無かったため、婚姻・離婚にまつわるトラブルも多かったようです。
菅原正子「家族と法―相続と婚姻を中心に―」日本史史料研究会監修、松園潤一朗編『室町・戦国時代の法の世界』吉川弘文館、2021年
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