中国地方の大大名・毛利元就が、お酒を飲みながら愚痴を言ったという逸話があります。どんな愚痴だったのでしょうか?
正解!
ざんねん…
答えは「本当の友達がいない」
これは名将言行録にあるエピソードです。
ある日、元就がお酒を飲みながら柱にもたれかかっていました。そして『心から許しあえる真の友人は一人もいない』と嘆いたそうです。
元就が言うことには、『賢い自分と真の友人になれるのは同じくらい賢い者だけで、それだけの者は千年、二千年に一人いるくらいだ。しかも運良く同じ時代に生まれても、殺すか殺されるかのどちらかになりかねない。もし二人が志を同じくして世を治めたら、誰もが安心できる太平なんて簡単なのに』とのことです。
生涯にわたってお酒を控えていたという元就が、たまに飲むとこんなことを言っていたのか、というエピソードでした。
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