征夷大将軍は重要な官職で、武家であれば一度はあこがれる役職でもあります。いい加減に決めてよいものではありません。しかし室町幕府の歴代将軍の中に、「くじ引きで当たったから」、という理由で将軍に就いた人物がいます。それは一体誰でしょうか?
( 正解率は 75 % )正解!
ざんねん…
答えは「足利義教」
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正解は「足利義教(あしかが よしのり)」です。
彼は足利義満の息子で、兄は四代将軍・足利義持(あしかが よしもち)です。本来であれば兄の子が将軍を継ぐはずだったのですが、義持の子は病弱で、父親より先に亡くなってしまいます。義持がしばらく政務代行をしていたものの、間もなく彼も病気に倒れます。
義持は信心深い性格で、後継者指名を求められると「石清水八幡宮でくじを引いて決めろ」と言いました。そのため、家臣たちは義持の弟3人の名前を書いたくじを作り、石清水八幡宮の神前でくじを引き、それで当たった天台座主義円(義教)が還俗して将軍となりました。
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