毛利元就が、わが子を軽視した表現とは?

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毛利元就が、隆元・元春・隆景の三人の息子に宛てて書いた、三本の矢の故事で知られる「三子教訓状」は、兄弟の結束がテーマの一つです。では、その書状の中で、隆元・元春・隆景の三人以外の子たちについて、元就はどのように表現しているでしょうか?

( 正解率は 58 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「虫けらのようなもの」

  回答内訳

435人 が回答済です

サルのようなもの(58回答)
13%
犬のようなもの(74回答)
17%
キツネのようなもの(50回答)
11%
虫けらのようなもの(253回答)
58%

※未回答での閲覧回数は 49回

 解説

兄弟の結束を説いた「三子教訓状」ですが、意外にも、毛利隆元と吉川元春、小早川隆景以外の兄弟については軽視されています。これは当時そのほかの子供が幼かったことや、正妻の子供ではなかったことなどが影響していると思われます。

「虫けら」とは酷い言いようですが、逆に言えばそれだけ正妻の子で立派に毛利、および他家を継いでいる三人に対する期待が高かったのでしょう。

元就の子はその他にも、戦国時代を戦い抜き、朝鮮出兵では毛利軍の総大将を務めた穂井田元清(四男)や、同じく朝鮮出兵において、小早川隆景や立花宗茂とともに、碧蹄館の戦いで明・朝鮮の大軍を破った小早川秀包(九男)らがいます。


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