江戸時代末期、幕府が函館山の麓に築いた近代城郭は?

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江戸時代末期、幕府は函館開港に伴って防御性に優れた奉行所を築造しました。近代技術を取り入れたその城郭の名は次のうち、どれでしょうか?

( 正解率は 91 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「五稜郭(ごりょうかく)」

  回答内訳

168人 が回答済です

五稜郭(ごりょうかく)(154回答)
91%
松前城(まつまえじょう)(9回答)
5%
志苔館(しのりたて)(2回答)
1%
龍岡城(たつおかじょう)(3回答)
1%

※未回答での閲覧回数は 13回

 解説

ペリーの来航によって鎖国政策が崩れ去ったあと、下田と箱館が開港地として決定されました。函館開港を目前にした幕府は、外国との交渉や蝦夷地防衛などを担当する箱館奉行を配置します。

厳しい気候による生活環境や、幕府の威厳に関する問題、そして艦船からの標的になりやすいという理由から、奉行所は内陸の平坦地へ移転させることが決められました。

四方に土塁を巡らせた中央に役所を配置し、水堀で囲む形態が計画され、ヨーロッパで発達した城郭都市をモデルにしたのが五稜郭でした。近世ヨーロッパ式城郭で見られる構造である稜堡が5ヶ所設置されており、五稜星形の平面形状は大きな防御構造を持つものでした。


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