愛知県にある岡崎城と大樹寺は、徳川家光の手によって「ビスタライン」というもので結ばれています。これはいったいどういうことでしょうか?
( 正解率は 58 % )正解!
ざんねん…
答えは「寺の門から天守が目視できる」
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ビスタとは眺望や展望を意味する言葉です。この名称自体は近年につけられた愛称や通称です。 岡崎城から大樹寺までは約3㎞の距離がありますが、その途中に眺望を邪魔するような大きな建物がありません。そのため、寺の総門と山門を通して、城の天守閣がきれいに目視できるようになっています。
岡崎城は徳川家康の生誕の地で、大樹寺は徳川家の祖である松平家の菩提寺です。嘉永18(1641)年に徳川幕府3代将軍の家光が、大樹寺の伽藍の大造営を行った際に、「菩提寺から祖父生誕の地を望めるように。」と伽藍を今の位置に配置しました。 それ以来、実に380年の間、この歴史的眺望は守られ続けています。
実はこの眺望を守ってきたのは、家光の思いを残すために、地元の人々が自分達で配慮してきたからなのだそうです。現に、景観を守るための強制力のある規制が出来たのは平成30(2018)年とつい最近のことなのです。
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