板垣信方の酒宴。ちょっと変わった席順とは?

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武田家の宿老・板垣信方が変わった席順の酒宴を催したという逸話があります。武士として一番大切なことを説きたかったそれは、一体どんな席順でしょうか?

( 正解率は 45 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「戦の手柄順」

  回答内訳

272人 が回答済です

名前のあいうえお順(27回答)
9%
年齢が若い順(32回答)
11%
戦の手柄順(123回答)
45%
酒が飲める人順(90回答)
33%

※未回答での閲覧回数は 26回

 解説

信玄の家臣に豪雄の大将と呼ばれる板垣信方がいます。 戦勝が続いた折に彼は、通例の席順に則らず、陪臣(信玄の家臣の家臣)でも戦場で手柄を上げたものは上座に座らせる、という酒宴を開いたと言われています。

この席順は徹底していて、信玄の弟であろうと下座に追いやられたそうです。 そのうえ、出される料理まできっちりランク分けされており、上座には朱塗りの高級食器に魚や肉の膳が3つ、中程の席には膳が2つ、下座にはシンプルな食器に精進料理の膳が1つという様相でした。

信方は「今回の酒宴は心得違いなことだと思えるが、そうではない。数々の戦で手柄を立てた者こそを歓待したかった。下座の方々もこれを恥辱と思わず、たくさん手柄を上げてやろうと奮起してほしい」と言いましたが、あまりの恥ずかしさ、面目の無さに、こそこそと退席する人たちもいたそうです。


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