武田信玄の旗印として有名な「風林火山」ですが、実は原典となっている書物にはさらにあと2つ続きがあります。 それは次のうちどれでしょうか?
( 正解率は 38 % )正解!
ざんねん…
答えは「「陰」と「雷」」
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武田信玄の旗印「風林火山」は、中国の兵法書・孫子を原典としています。
その原文は「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山、難知如陰、動如雷霆(雷震とも)。」とあります。
訳すと、「戦闘機動は風のように敏速に、粛々と前進するときはは森林のようにしずかに、攻撃は火のように、駐軍は山岳のように、行動を秘匿する際は真っ暗な夜のように、攻撃発起時には稲妻のように行うように。」と言うことです。
これは軍争の要則、つまり軍隊で戦う場合に大切なことを記した箇所です。風林火山に続いて、陰と雷が並んでいます。
旗印を風林火山に定めた際、家臣から「風って何だか頼りないから省きませんか?」という声が上がったという逸話もあります。もしかしたら、風林火山陰雷の中から精査して4つを選んで、旗印を定めたのかもしれません。
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