ほぼ全身骨格が復元された旧石器時代人は?

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旧石器時代の遺跡は今や全国で1万ヵ所を越えていますが、化石人骨の出土はまれです。次のうち、良好な状態で発掘され、ほぼ全身骨格が復元された化石人骨はどれですか? ( 正解率は 21 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「港川人」

  回答内訳

51人 が回答済です

港川人(11回答)
21%
明石原人(28回答)
54%
三ヶ日人(8回答)
15%
浜北人(4回答)
7%

※未回答での閲覧回数は 6回

 解説

 1967年に沖縄半島南部の港川の石灰石の採石場に開口するフィッシャー(=亀裂のこと)内から動物化石(イノシシ)が多く出土することが確認され、翌年には断片的な人骨も発見。さらに発掘は続けられ、1970年にはフィッシャー内の深さ約20mの地点から4体分(男性1体、女性3体)の全身骨格を含む人骨群が発見されました。

 この人骨が港川人(みなとがわじん)です。人骨は岩盤にできていたフィッシャーの中に落ち込んでしまった港川人の骨が化石化したものと考えられています。年代としては放射性炭素年代法による測定で約2万2千年前の旧石器時代後半のものとされます。

 ちなみに、明石原人は現物が戦災で失われていて検証が難しく、現時点では旧石器時代人とは認められていません。三ヶ日人および浜北人はいずれも現浜松市から発見されたものですが、前者は再調査の結果、人骨である可能性が疑われています。後者は南西諸島以外で確認されている旧石器時代の化石人骨ですが、骨格の一部のみが発見されている段階です。


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