「唐の頭」の2人の所有者とは?

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「唐の頭(からのかしら)」とは、ヤクという動物の毛を用いた兜です。これを所持していることが、一流の武将のステータスになっています。

さて、この唐の頭を持っているとされる、有名な戦国武将2名は次のうち誰でしょうか? 回答選択肢から2つを選択してください。

( 正解率は 65 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

クイズ間違い時のイメージ yes

答えは「徳川家康」「武田信玄」

  回答内訳

707人 が回答済です

織田信長(145回答)
20%
豊臣秀吉(114回答)
16%
徳川家康(648回答)
91%
武田信玄(510回答)
72%

※未回答での閲覧回数は 417回

 解説

「唐の頭」に使っているヤクは、日本には生息しておらず、輸入品を手に入れるしかなかったため、大変な高級品でした。

この所持者の一人が徳川家康です。

「家康に 過ぎたるものが 二つあり 唐のかしらに 本多平八」という歌が残されるほどに、家康が所持していたことは有名です。なお「過ぎたるもの」とは分不相応に立派なものという意味で、武田信玄や織田信長が存命の当時は、家康がこれを持ってるのは背伸びしすぎだと揶揄されていました。

もう一人の所持者は甲斐の武田信玄です。

信玄といえば、白い毛を豊かにたくわえた甲冑姿がパッと思い浮かぶのではないでしょうか。彼のトレードマークでもある、あの白の乱髪こそが、唐のかしらだと言われています。

貴重なヤクの毛がふんだんに使われたあの兜を身に着けることこそ、信玄の権勢を知らしめるものだったのかもしれません。


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