出雲の神庭荒神谷遺跡で出土した弥生時代の祭祀用品は?

1983年、島根県出雲地方の神庭荒神谷遺跡からこれまでの常識を覆す弥生時代の多種類の祭祀用品が大量に出土しました。次のうち、出土していないものはどれでしょう。 ( 正解率は 50 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

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答えは「銅鏡」

  回答内訳

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銅矛(0回答)
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銅剣(1回答)
50%
銅鐸(0回答)
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銅鏡(1回答)
50%

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 解説

従来、弥生時代の祭祀に使用する祭器の違いによって近畿地方を中心とする銅鐸文化圏、北九州地方を中心とする銅剣・銅矛(武器形祭器)文化圏と捉えられてきました。そして、古墳時代にはいり国家統一が進むことで銅鏡による祭祀が全国的に普及すると考えられてきました。 1983年に発見された荒神谷遺跡では358本もの銅剣、16本の銅矛、6個の銅鐸が山の斜面に意図的に丁寧に向きをそろえて一括して埋められた状態で発見されました。さらに、1996年には荒神谷から約3キロはなれた加茂岩倉遺跡で39個もの銅鐸が一括で埋められた状態で発見されました。さらに、銅鐸については同じ鋳型でつくられたものが、遠く離れた近畿地方でが見つかっています。 これらの事実は弥生時代末の小国分立の時代から、統一政権がどのように誕生したのかを考えていく上で非常に重要な発見となっています。


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