日本で初めて一般庶民への教育を行なったのは誰?

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古代における奈良時代までの日本で、教育を受けてきたのは一部の貴族や豪族だけでした。しかし平安時代に入ると、一般庶民への教育に力を注いだ人が現れます。それは誰でしょう? ( 正解率は 46 % )

正解!

クイズ正解時のイメージ yes

 ざんねん…

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答えは「空海」

  回答内訳

130人 が回答済です

空海(60回答)
46%
嵯峨天皇(16回答)
12%
最澄(29回答)
22%
橘逸勢(25回答)
19%

※未回答での閲覧回数は 12回

 解説

教育制度が整備されたのは奈良時代ですが、それを受けられるのはほんの一部でした。 式部省が管轄していた大学には「五位以上の13~16歳である子弟など」、地方ごとの国学には「郡司の賢い13~16歳である子弟」しか入れず、位が低い役人や一般人は程遠いものでした。 平安時代に入ると、一般庶民にも教育を施そうという僧が現れました。真言宗を開いた空海です。 弘仁14(823)年に嵯峨天皇から東寺を与えられた空海は、東寺を教王護国寺として真言宗の根本道場としました。 その5年後の天長5(828)年に、空海は東寺からすぐの場所に綜芸種智院を建てました。 綜芸種智院は一般人を対象とした私設学校で、空海は開校するにあたり「物の興廃は必ず人による。人の昇沈は定めて道にあり」と、教育の必要性を述べたのです。


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