明智光秀が諸国放浪中の貧しかった時代に、妻の煕子(ひろこ)は大切なものを売って金を工面した、という逸話があります。さて、その大切なものとは、次のうちどれでしょうか?
( 正解率は 83 % )正解!
ざんねん…
答えは「黒髪」
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斎藤道三の後を継いだ義龍に美濃国から追い出された光秀は、浪人となって諸国を放浪(最近では創作といわれてます)。そのころの光秀の生活はとても苦しかったようです。
光秀は越前国の朝倉氏への仕官が叶い、武士仲間を呼んで連歌会を開くことになったのですが、もてなすお金がありませんでした。それでも、妻の煕子は「費用は工面するので、心配しないように」といい、自慢の黒髪を売り、会でもてなす費用を捻出したとか。次々と出される料理や酒に、連歌会に参加した武士たちは満足したようです。
江戸時代、松尾芭蕉が坂本に訪れた時に、妻が光秀のために女性の大切な黒髪を売ったと聞き、感動して句を残したといわれています。
「月さびよ 明智の妻の はなしせん」という句です。
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